2010年9月20日月曜日

【8-1】

Operating Loss Carryback and Carryforward
(欠損金の繰戻還付と繰越控除)

Loss Carryback

米国の連邦税法上では、Operating loss (当期損失)が発生した
場合は直近2期前までの課税所得と相殺し、すでに納付した税額
の還付を受けることができる。

Loss Carryforward

繰戻還付の適用を受けない欠損金あるいはその適用後の欠損金
は将来の一定期間(米国では現在最長20年間)にわたって繰越し、
将来の課税所得と相殺することができる。

当期損失は将来発生する所得から相殺することになる。
その結果、将来の税金負担を減らす効果があるので、将来減算
一時差異と同様に考えることができる。



って長々とテキストを写してしまいましたが。
ほーーーそうなんだぁと思ったのでした。
けっこう親切なんですね。



あと、書いておきたいのが、税効果の表示方法。

同じ税法上のJurisdiction内のCurrent assets とCurrent liabilityは
相殺し、Noncurrent assrts と Noncurrent liabiritiesも相殺して表示する。


これは、まぁふむふむと納得。
驚いたのは、次。


IFRSでは

 Deferred tax assets / liabilities はすべてNoncurrent に分類
することになっている。



流動・固定分けなくていい!!これがいい!!
きっと日本も(日商も)これからこうなるのね・・・。
一番シンプルでいいと思います。

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